2024.07.18
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インテリアをお洒落にみせる配色アイデア3選!
好みや目的で使い分け!あなたはどのタイプ?
ファッションでは色を楽しんでいるのに、「インテリアコーディネートには自信がない」という方も多いのではないでしょうか。
一般のお客様だけでなく、プロの設計の方や、インテリアコーディネーターの方からも「色選びには自信がない」という声をよく耳にします。
そこで今回は、『色相環』を使って簡単にインテリアコーディネートできる配色アイデアをご紹介!
ご自身の思い描くイメージや目的に合った配色アイデアを、是非チャレンジしてみてください。
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1. インテリアの色選びに自信が持てる「配色アイデア」
2. はじめに:押さえておきたい配色の基礎「色相環」
3.配色アイデア①:取り入れやすくシンプルで洗練された印象の『同一色相配色』
4.配色アイデア②:補色色相配色
5.配色アイデア③:類似色相配色
6.Q&A:インテリアの配色について
7.FARROW&BALL 銀座サロンで配色にチャレンジ!
8.まとめ:インテリアの配色について
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1.インテリアの色選びに自信が持てる「配色アイデア」
ファッションやデザインで気になる「配色」。実は、インテリアの色選びの時にもしっかり使えるアイデアがあります。
設計に携わるプロの方も、ご自宅のリノベーションや模様替えで色を取り入れたいと考えている方にもおすすめしたいのが、今回ご紹介する配色アイデア。
ごちゃついた印象に見えてしまう空間は、「色」が整っていないことが原因の一つ。
「色の組み合わせに自信がない」と思っている方でも、配色のちょっとしたコツを掴めば、おしゃれで洗練されたインテリアに大変身させることができます。
「どんな空間にしたいのか?」「どんな色が好きなのか?」というポイントをはっきりさせて、これからご紹介する3つの配色アイデアのうち、どの配色が好きかを探してみましょう。
2.はじめに:押さえておきたい配色の基礎「色相環」
下のようなドーナツ型をした『色相環(しきそうかん)』を目にしたことはありますか?
配色は色相環の色の位置関係で決まってきます。いわば、色相環は、色の地図とも言えるものです。
色相環は、赤からはじまりオレンジ・黄色・緑・青・紫の順番で並んでいて、色と色の間に赤紫・青紫といったような色が挟まり、色数が増えることはありますが、色の並び方が変わることはありません。
インテリア以外でも色を扱う様々な世界で使えるツールですので、ぜひ覚えてみてください。
また、上の画像のように、色のトーン(明るさ)や鮮やかさが変わったとしても、色相環の並び順は変わりません。
床の色や家具の色など、インテリアの要素には、微妙な色合いもたくさん存在するものですが、「赤みがかった」「青みがかった」といった色の持つ特徴にあわせて色相環に当てはめれば、どなたにでも簡単に配色を考えることができるようになります。
この色相環を頭に入れて、配色のコツを見てみましょう!
3.配色アイデア①:取り入れやすくシンプルで洗練された印象の『同一色相配色』
はじめにご紹介するのは、最もシンプルな配色『同一色相配色』のアイデアです。
「同一色相」という名前からも分かる通り、色相環の中の一つの色で濃淡の違いを使ってまとめるアイデアで、空間に統一感をもたらしてくれます。
この配色アイデアでは、一つ色を決めてしまえば、インテリアのアイテム選びも簡単に進めることができます。
例えば、はじめに家具が決まり、次にカーテンやクッションなどを選ぶ際には、明るさや鮮やかに差をつけながら同じ色系統の中から選んでいけばいいだけなので、インテリアを選び慣れていない方にも取り入れやすいアイデアです。
上の写真のように、緑をキーにしてコーディネートする場合、テーブルクロスをするのも統一感を出す方法の一つになります。
同一色相配色を使う場合は、色の濃淡に加え、同じ色でも、例えばナチュラルな麻素材と艶感のあるベロアなどといった質感の異なるものを組み合わせれば、ぐっとおしゃれ感がアップします。
厳密に「絶対にこの色でないとNG!」といったことはないので、それほど神経質にならなくても大丈夫。
例えば、インテリアで使われる色は、淡い色が使われることが多いため、色相環のどの色なのか分かりづらい場合も多いですが、下の写真のように「温かみのある黄色系ニュートラルカラーの壁」と「黄色に近い木材」の配色で、十分まとまりが出ているのがお分かりいただけると思います。
同一色相配色を意識して、色の系統を揃えるだけでも、簡単にまとまりのあるインテリア空間を作ることができますので、色に自信のない方、インテリア初心者の方は是非この方法を試してみてください。
4.配色アイデア②:補色色相配色
「せっかくならインパクトが欲しい」「海外インテリアが好き」という方におススメの「補色色相配色」。色相環の中で向かい合う2色を使う配色アイデアです。
色を大胆に使った海外インテリアに憧れを抱く方も多いと思いますが、海外の方って本当に色の使い方が上手ですよね。
「補色色相配色」では、色相環で真反対に位置し、特性が全く異なる2色を同じ空間で使用することで、お互いの色を引き立て合い、インパクトのある空間を創り出すことができます。
海外のようなインパクトのある色を使ったインテリアや、シックな印象ながらも大胆さも感じられるような配色のインテリアにするには、「補色色相配色」という配色アイデアが適しています。
ただ、この配色の場合には、注意していただきたい点も。
補色色相配色は、おしゃれで個性的な印象を作りやすいのですが、2色ともビビッドな色で合わせてしまうと、チカチカして見えるハレーション(不快感)を感じてしまいやすいのです。
例えば、下の写真は「壁の色」と「ラグ・椅子の色」が補色色相配色の関係にありますが、どちらの色も少しくすんでいたり穏やかに感じるトーンなので、大胆さはありますが、チカチカするような不快感は感じることはありません。
実はここには2つのポイントが隠されています。
ひとつ目は、補色を取り入れつつ、トーンがどちらも穏やかなこと。鮮やかな補色同士だとギラついてハレーションを起こしてしまいますが、穏やかなトーン同士の色ならばハレーションはおきません。
ふたつ目は、床や巾木に「白」をもってくることで補色色相配色にあたる2色を引き離していること。床に白を持ってくる場合、「ラグ」を使って床の色を隠すのもGOODですね。
これは、「セパレーション」という言い方をしますが、補色同士の色の間に白やグレー、黒などの色を挟み込むことで、よりすっきり感を出すことができる色のアイデア。海外インテリアのような大胆な配色にチャレンジしてみたい方はぜひ覚えておきましょう。
5.配色アイデア③:類似色相配色
「インテリアに統一感は欲しいけれど、同じ色の濃淡では物足りない」「補色のような大胆さはいらないけれど、遊び心を加えたインテリアにしたい」「インテリアの雰囲気に飽きやすい」「統一感を持たせたいが、無難なインテリアは嫌だ」という人におすすめの『類似色相配』のアイデアです。
類似色相配色とは、色相環でいう「隣あう色」を使って作る配色アイデア。
似たような印象の色を使い、インテリアのまとまりを崩すことなくインテリアの世界観をより広く演出することが可能です。
下の写真は、「黄みのオレンジ」である木材に色相環では隣に位置する「赤みのオレンジ」を壁に合わせて取り入れた例です。
下の写真のように、壁の色、ベッドヘッド、シーツなどで上手に類似色相配色を取り入れた上級者さんもいます。
最初にご紹介した同一色相配色は簡単にチャレンジできますが、類似色相配色はそれよりも少し世界観を広げたいと思う方にはおすすめなので少し上級者向けになります。
6.インテリアの配色についてのQ&A
ここではインテリアの配色について、よくいただくご質問にお答えしていきます。
Q.インテリアの家具や壁の色はカラフルが好き。配色の色数は減らした方がいいのですか?
インテリアは、白や黒以外でメインカラーを2〜3色に抑えた方がコーディネートがしやすいです。取り入れる色のトーンを揃えるだけでもインテリアはまとまりやすくなるでしょう。
Q.雑貨や小物が多すぎてカラフルです。どのようにまとめるといいですか?
雑貨や小さなアイテムが多い場合こそ、背景の壁に色をつけることをお勧めします。
壁に色をつけると、逆に主張が強すぎるのではと心配されるかもしれませんが、壁の色が前にある物や空間全体の雰囲気をまとめてくれる重要な役割を担います。
下の写真のように、壁の一面に塗装するだけでその空間のフォーカルポイントにもなります。
Q.配色アイデアの方向性は決まったのですが、色自体はどのように選ぶといいですか?
インテリアの中の主役を何にするのかによって変わってきます。基本的には、壁と同じように面積が大きい床の色に合わせて壁の色を選ぶとまとまりやすいですが、お気に入りのソファやチェストを主役にしてもよいですし、ディスプレイをする予定のアートを主役にするのでもOK!その主役の色を基軸にして、あわせる色を選びましょう。また、壁の色を変えたい場合は、まずはカラーチャートを取り寄せてみましょう。Farrow&Ballのカラーチャートは無料でお取り寄せが可能です。
7.配色ワークショップin FARROW&BALL 銀座サロン
Farrow&Ball 銀座サロンでは、毎週水曜日に「Wednesday Colour Workshop お気に入りのカラースキームを作ろう!」というオリジナルの配色を考えるワークショップを開催しています。
皆さん自身が感じる好きな色や心地よい色をカラースキームで表現出来ます!「自分は実はこんな色が気になっていたのか!」という新しい発見も多くあり、とてもご好評をいただいているワークショップが揃っていますので、お気軽にご参加ください。
また、ラグジュアリーな空間をつくる壁の色と上質なラグ選びができるワークショップや「白」に注目したインテリアカラーについて学べるセミナーを開催していますのでこちらも併せてご覧ください。
8.インテリアをおしゃれに整える配色アイデア まとめ
今回、色を勉強したことのない方でも簡単に取り入れやすいインテリア配色をご紹介させていただきました。まずは色相環を頭に入れて、簡単なところから始めてみましょう!
また、配色を考えるときは目的や好みにあわせて選ぶのも良かったですね。
いかがでしたか?
私たちは、Farrow&Ballを日本で取り扱い始めた20年以上前から、お客さまのインテリアの色をサポートしてきました。今日ご紹介させていただいた配色アイデア以外でもたくさんの様々なインテリアスタイルをカラーで作り上げることができます。
Farrow&Ball銀座サロンでは、お客様のライフスタイルや趣向にあわせて、1時間半みっちり図面やリフォーム現場でインテリアのカラースキームを作り出す「カラーコンサルタンシーサービス」もとても人気があります。この「カラーコンサルタンシーサービス」は、プロのカラースタイリストが空間の色を整え、色で理想のインテリアスタイルを作り上げることができます。
壁の色をご検討でない方も、床、ドア、壁材など、色選びでお困りの方、リノベーションでなかなか建材が選べない方、是非一度Farrow&Ball銀座サロンにお越しください。
F&Bカラースタイリストが皆様のご来店をお待ちしております。
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